「みる・あるく・きみの神戸市水車新田～田林宇兵衛の足跡を辿る～」が開催されました
（写真）大土神社で村上宮司から講義を受けているようす
令和5年11月12日に「みる・あるく・きみの神戸市水車新田～田林宇兵衛の足跡を辿る～」（主催：紀美野町まちづくり推進協議会 紀美野史発見部会）が開催されました。
当日は一般参加者、紀美野史発見部会員のほか、和歌山県職員や近畿大学関係者など、事務局含め総勢38名の参加により、紀美野町野中地区（旧紀州那賀郡高野領野中村）出身で、将軍吉宗の時代享保9年（1724年）より水車新田の開発に携わったとされる郷土の偉人「田林宇兵衛」の足跡を辿るため、神戸市灘区水車新田の大土神社及び白鶴酒造資料館などを訪れました。
大土神社は、寛延元年（1748年）に水車新田村の村民が郷土及び輸送の海路の平安を願って建立された神社であり、同神社の村上宮司から、神社の成り立ち及び周辺地域の歴史について、また、住吉歴史資料館の内田学芸員からは、灘区における米作り・酒造り・水車の歴史についてご講義いただきました。
「田林宇兵衛」に関しては、近年、神戸市文献史料（神戸市教育委員会）における記述が発見されるなど、歴史的事実が明らかになりつつあります。
紀美野史発見部会では、引き続き「田林宇兵衛」に関する調査研究を進めていきます。
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更新日：2024年01月18日