【令和4年9月8日】4回目のコロナワクチン接種状況と防災活動について
朝夕の空気に秋の訪れが感じられる季節となりました。
去る8月27日に惜しくもご逝去されました故廣瀬隆一議員の御霊に哀悼の誠を捧げ、謹んで心からご冥福をお祈り申し上げます。
さて、新型コロナウイルス感染症の第7波は全国的には少し減少に転じてきているようでありますが、依然として厳しい状況が続いております。
当町における新型コロナウイルス感染症の4回目のワクチン接種状況でありますが、9月2日時点で、福祉センターでの集団接種と個別接種を合わせますと、60歳以上の方では2,940名の方々に接種をしていただいております。率にしますと65.1%という状況であります。集団接種は8月21日に終了いたしましたが、個別接種は現在も続いております。
また、8月28日には、美里中学校と下神野地区自主防災組織の共催による総合防災訓練が美里中学校体育館を中心に開催され私も参加させて頂きました。コロナ感染防止対策を徹底され、生徒さんたちを含め約130名の参加者がグループに分かれ防災グッズの作成や起震車体験などに熱心に取り組まれておりました。役場各関係課も参加協力させていただきました。こうした訓練を各地域で開催していただくことが災害に強いまちづくりに繋がるものであるとの思いを強くいたしました。午後の部では和歌山県の新型コロナウイルス感染症対策のトップである福祉保健部の野尻技監が大変忙しい中、紀美野町へ来られ、「新型コロナウイルス感染症との戦いに思う」と題してご講演をいただきました。最近の感染状況の詳しい説明や感染症対策と災害対応との共通点などを勉強させていただき、大変有意義な一日でありました。
さらに、9月2日には海南市に本社があるオカジ紙業株式会社さんと「災害時における段ボール製品の調達に関する協定」を締結いたしました。
9月、10月は台風襲来の時期であり、町といたしましては万全の準備を整え、対応してまいる覚悟であります。また新型コロナウイルス感染症対策にもしっかり対応してまいります。
令和4年9月8日
紀美野町長 小川 裕康
更新日:2022年09月08日