「ダニが媒介する感染症」について
ダニ媒介感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」とは
重症熱性血小板減少症候群(SFTS:Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome)は、主にSFTSウイルスを保有しているマダニに刺される(咬まれる)ことにより感染するダニ媒介感染症です。
また、SFTSウイルスに感染した犬や猫に咬まれたり、ヒトや動物の血液などの体液に直接触れたりすることで人に感染することも報告されています。
潜伏期間は6~14日(通常7~10日)とされており、主な症状は、発熱や消化器症状(嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、下血)です。重症化すると、意識障害などの神経症状や出血症状が出現し、死に至ることもあります。
患者の報告数は、平成25年以降増加し、近年では年間100例を超えています。これまでは西日本での発生が中心でしたが、令和7年度に入り、北海道や関東、中部地方など過去に報告されていなかった地域での発生が確認されております。正しい知識をもって、ご自身やペットのマダニ対策や、動物との適切なふれあいを心がけましょう。
感染を防ぐために
マダニに刺されないために
- 草むらや藪などマダニが多く生息する場所に立ち入る場合は、長袖・長ズボン、足を完全に覆う靴を着用する等、肌の露出を少なくしましょう。
- 屋外活動の際は、マダニに対する忌避剤(虫よけ剤)を使用しましょう(ディート、イカリジンの2種類の有効成分を含む忌避剤が市販されています)
- 屋外での活動後は、マダニに刺されていないか確認しましょう。
マダニに咬まれたときの対処法
- 無理に引き抜こうとせず、出来るだけ病院で処置をしてもらってください。(無理に引き抜こうとするとマダニの一部が皮膚内に残って化膿したりマダニの体液を逆流させてしまったりする恐れがあるため、皮膚科でマダニの除去、洗浄などが必要となります)
- マダニに咬まれた後、数週間程度は体調の変化に注意をし、発熱等の症状が認められた場合は、速やかに医療機関で診察を受けてください。

ペットとの付き合い方
- ペットのマダニは適切に駆除しましょう。ペット用のダニ駆除薬等がありますので、かかりつけの獣医師に相談してください。(投薬、塗布用など)
- ペットの健康状態の変化に注意し、ペットが体調不良の際には動物病院を受診しましょう。
- 体調不良のペットを触る場合は手袋を着用し、ペットに咬まれないよう注意しましょう。
- 飼い猫は、感染することがないよう完全室内飼育に努めましょう。
- 野生動物には、不用意に近づかないようにしましょう。(野良犬、野良猫など)
- 飼い主が体に不調を感じたら、早めに医療機関を受診しましょう。受診する際は、ペットの飼育状況やペットの健康状態についても医師に伝えましょう。

関連情報
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更新日:2026年03月03日