アルコールとの付き合い方について
アルコールの分解のしくみ
アルコールは、胃と腸で吸収されます。吸収されたアルコールは、血液にのって全身に運ばれます。女性や高齢者は、男性と同じ量のアルコールでも体内の水分量が男性より少ないので、血中濃度は高くなります。また、短時間で多くのお酒を飲めば、血中アルコール濃度はより速く上昇することになります。
アルコールの大半は、肝臓で分解されます。アルコールはADH(アルコール脱水素酵素)によりアセトアルデヒドに分解され、アセトアルデヒドはALDH(アルデヒド脱水素酵素)により酢酸に分解され、最終的には水と二酸化酸素になります。
※アセトアルデヒド…猛毒で顔が赤くなったり、頭痛の原因となります。
アセトアルデヒドの分解が早い・遅いによってお酒に強い・弱いが決まります。
分解が遅いほど、体内にアセトアルデヒドが漂う時間が長く、身体には有害です。しかし、分解が早い(=顔が赤くなったり、頭痛がするなど症状がでにくい)人はたくさんお酒を飲めることから「アルコール依存症」になる危険性、「アルコール健康障害」を引き起こす危険性が高いといえます。
「健康に配慮した飲酒量について」~純アルコール量~
体への影響を考える場合、お酒は種類によって純アルコールの量(アルコール度数)が異なるため、飲んだ量ではなく、摂取した「純アルコール量」を把握する必要があります。
リスクを高める1日あたりの純アルコール量
・男性:40g以上
・女性:20g以上
(※女性は男性に比べて体内アルコールを分解する能力が一般的に低いことや、ホルモンの影響などから、男性より少ない量でリスクが高まるとされています。)
1日当たりの純アルコール量を超えない飲酒を心がけましょう。
要注意!こんな飲み方はリスク大
一気飲み
急性アルコール中毒の原因となり、命に関わる大変危険な行為です。絶対にやめましょう。
お酒に強いと過信していませんか?(お酒に強い体質・弱いの体質)
顔が赤くなる体質の人は、アルコールを分解する酵素の働きが弱く、食道がんのリスクが高いことが分かっています。「鍛えれば強くなる」は間違いです。
生活習慣病のリスクを高める多量飲酒
毎日ダラダラと飲む、休肝日を作らない習慣は、高血圧や肝障害、生活習慣病のリスクを高めます。
「寝酒」の習慣
「眠れないから」とお酒を飲むと、かえって睡眠の質が下がり、不眠の悪化やアルコール依存症のリスクを高めます。
無理なくお酒を楽しむために・・・
飲む前に「量」を決める
あらかじめ飲む量を決めておき、それ以上は飲まない工夫をしましょう。
お水を必ず用意する
お酒と同じかそれ以上の量のお水を一緒に飲むことで、アルコールの吸収を緩やかにし、脱水を防ぎます。
休肝日を設ける
週に少なくとも2日は、お酒を全く飲まない「休肝日」を作り、肝臓を休ませましょう。
食事と一緒にゆっくり楽しむ
空腹時のお酒はアルコールの吸収が急激になります。たんぱく質や野菜など、バランスの良い食事と一緒にとりましょう。
アルコール依存症に注意しましょう。
アルコール依存症は、大量のお酒を長期にわたって飲み続けることで、お酒がないといられなくなる状態で、精神疾患のひとつです。その影響は精神面にも、身体面にもあらわれます。また、仕事や家庭環境など生活面にも支障が出てくることがあります。
アルコールが体から抜けると、イライラや神経過敏、不眠、頭痛・吐き気、下痢、手の震え、発汗、頻脈・動悸などの離脱症状が出てくるので、それを抑えるために、また、お酒を飲んでしまうということが起こります。
アルコール依存症は「不認の病」ともいわれるように、本人は自分が病気であることを認めたがらない傾向にあり、適切な相談や治療につながりにくいという問題があります。また、治療を受けるなどしていったんお酒をやめても、その後に一度でも飲むと、また元の状態にもどってしまうので、アルコール依存症からの回復には、本人が治療に対して積極的に取り組むことはもちろん、家族をはじめ周囲の人のサポートがとても大切です。
アルコール健康障害について
アルコールを飲むと肝臓に悪い!
それだけではないんです。
・急性アルコール中毒
・肝臓病
・膵臓病
・メタボリックシンドローム
・うつなど、、、
厚生労働省のページを参照ください。↓↓↓
アルコール(男性編) | 健康増進担当者向けツール(e-健康づくりネット) | 健康日本21アクション支援システム Webサイト
アルコール依存症外来
相談窓口
・海南保健所 アルコールの相談窓口
住所:海南市大野中939
電話:073-482-0600
・紀美野町役場 保健福祉課
住所:紀美野町下佐々1408-4
電話:073-489-9960
和歌山県内のアルコール相談窓口はこちら↓
この記事に関するお問い合わせ先
保健福祉課
〒640-1121
和歌山県海草郡紀美野町下佐々1408番地4
電話:073-489-9960 ファックス:073-489-6655
メールフォームによるお問い合せ
更新日:2026年10月01日