アルコールとの付き合い方(1)

更新日:2025年03月07日

アルコールの分解

アルコールはADH(アルコール脱水素酵素)によりアセトアルデヒドに分解され、アセトアルデヒドはALDH(アルデヒド脱水素酵素)により酢酸に分解され、最終的には水と二酸化酸素になります。

 

※アセトアルデヒド…猛毒で顔が赤くなったり、頭痛の原因となります。

 

アセトアルデヒドの分解が早い・遅いによってお酒に強い・弱いが決まります。

 

分解が遅いほど、体内にアセトアルデヒドが漂う時間が長く、身体には有害です。しかし、分解が早い(=顔が赤くなったり、頭痛がするなど症状がでにくい)人はたくさんお酒を飲めることから「アルコール依存症」になる危険性、「アルコール健康障害」を引き起こす危険性が高いといえます。

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アルコール分解

アルコール依存症に注意しましょう。

アルコール依存症は、大量のお酒を長期にわたって飲み続けることで、お酒がないといられなくなる状態で、精神疾患のひとつです。その影響は精神面にも、身体面にもあらわれます。また、仕事や家庭環境など生活面にも支障が出てくることがあります。

 

アルコールが体から抜けると、イライラや神経過敏、不眠、頭痛・吐き気、下痢、手の震え、発汗、頻脈・動悸などの離脱症状が出てくるので、それを抑えるために、また、お酒を飲んでしまうということが起こります。

 

アルコール依存症は「不認の病」ともいわれるように、本人は自分が病気であることを認めたがらない傾向にあり、適切な相談や治療につながりにくいという問題があります。また、治療を受けるなどしていったんお酒をやめても、その後に一度でも飲むと、また元の状態にもどってしまうので、アルコール依存症からの回復には、本人が治療に対して積極的に取り組むことはもちろん、家族をはじめ周囲の人のサポートがとても大切です。

 

アルコール健康障害について

アルコールを飲むと肝臓に悪い!

それだけではないんです。

・急性アルコール中毒

・肝臓病

・膵臓病

・メタボリックシンドローム

・うつなど、、、

 

厚生労働省のページを参照ください。↓↓↓

アルコールによる健康障害 | Alcohols | e-ヘルスネット(厚生労働省)

アルコール依存症外来

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・海南保健所 アルコールの相談窓口

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住所:紀美野町下佐々1408-4

電話:073-489-9960

 

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