きみの地域づくり学校開講式及び座学編第1回が開催されました
5月24日(土曜日)に令和7年度「きみの地域づくり学校」の開講式及び座学編第1回が開催されました。受講生34名(紀美野町民3名、民間企業等8名、地域おこし協力隊3名、行政職員3名、大学生17名)、関係者含め約60名の参加がありました。
開講式
紀美野町小川町長及びきみの地域づくり学校藤田校長から挨拶を、和歌山県海草振興局萩原局長よりご祝辞をいただき、3期目となる令和7年度の開講を祝うとともに、これから1年間の紀美野での学びへのエールが送られました。
座学編第1回【都市農村交流とコミュニティビジネス】
第1講 「都市農村交流と関係人口」
講師:追手門学院大学 地域創造学部長/教授
和歌山大学 名誉教授
きみの地域づくり学校長 藤田 武弘
講義内容
日本における都市農村交流の背景や農村,農業への意識の変化、農的関係人口の創出等、きみの地域づくり学校の核となる総論的なお話しをいただきました。また、最新の調査結果も交えながら都市農村交流活動(グリーンツーリズム)の多様な実践事例をご紹介いただきました。
受講生の感想(抜粋)
・自分も含めて、若者たちがけん引して都市と農業との関係人口構築に務めたいと思う(民間企業等)
・地域が持続的に活性化していくためには地域住民が自立したシステムで取り組みを行っていくための人とモチベーション(誇り?)が必要だと講義を通して改めて考えました(行政)
・地域に都市住民を送るためには地域自らが積極的・多角的に展開する必要があると知った(大学生)
第2講 「地域づくりからコミュニティビジネスへ」
講師:農業法人 株式会社秋津野 社長 木村 則夫 氏
講義内容
田辺市上秋津地区における30年以上にわたる農業者を中心とした住民主体の地域づくりとコミュニティビジネスの蓄積についてお話しいただきました。地域の課題解決のために、多様な人を巻き込み、転機にチャレンジを重ねてこられた、秋津野の多様な展開(直売所きてら、都市農村交流施設秋津野ガルテン、農村RMO)について学びました。
受講生の感想(抜粋)
・最も重要なことは木村社長をはじめとする方々(人)と熱意だと感じました(民間企業等)
・成功の裏に長い長い地域づくりの歴史があった事を今日は初めて知りました(行政)
・「地域づくりの醍醐味」という言葉をきいて、好きで誇りを持ってしているという姿勢に外部の人があこがれて、来たいと思うのだと考えました(大学生)
第3講 「民泊経営とインバウンド受け入れ」
講師:農家民泊 ライダーハウス 北峯山杌庵(ごつあん)
有限会社玉一商会 代表取締役 玉置 敏明 氏
講義内容
11年前に家業である「玉一商会」とともに紀美野へ移住をして来られた後、人との出会いをきっかけに、農家民泊やインターネットラジオを始められた経緯や、農村における複業の大切さや良さについてお話しいただきました。
受講生の感想(抜粋)
・宿泊業をしようと考えているので、今回の話は大変参考になった(民間企業等)
・「綿密な計画」より「人とのつながり」という言葉が印象に残りました(行政)
・「お客様は紀美野町で過ごす時間を買ってくれている。」というのにとても納得しました(大学生)
お問い合わせ先
きみの地域づくり学校運営協議会事務局
和歌山県海草郡紀美野町神野市場226番地1
紀美野町役場美里支所まちづくり課内
電話:073-495-3462
ファックス:073-495-3334
メール:support@kimino-cds.org
この記事に関するお問い合わせ先
まちづくり課
〒640-1243
和歌山県海草郡紀美野町神野市場226番地1
電話:073-495-3462 ファックス:073-495-3334
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更新日:2025年05月28日