森林の病害虫について
ナラ枯れ(カシノナガキクイムシ被害)について
町内や近隣市町で「ナラ枯れ」が拡大しています。
ナラ枯れは、全国各地で被害が発生し、和歌山県内では、平成11年に紀南での大量発生が確認され、その後北上していることが確認されました。紀美野町内では、令和2年頃から被害が確認され、令和4年度に入り町内の全域に被害が拡大しています。
ナラ枯れは、ナラ・シイ・カシなどのブナ科樹木(どんぐりの木)が枯れる森林被害です。原因は「ナラファエレア菌(通称:ナラ菌)」がカシノナガキクイムシを媒介とし、樹の中で増えることが原因とされています。樹種や林齢により、その進行速度は様々であるといわれています。
<「ナラ枯れ」の特徴>
・夏場にもかかわらず、葉が紅葉しているように変色している
・木の根元や幹からフラスが出ている
・幹に直径2mmほどの小さな穴があいている
<ナラ枯れを見つけたら>
ナラ枯れを見つけたら、下記まで連絡願います。
海草振興局 農林水産振興部 林務課 073-441-3366
県庁森林整備課 森づくり班 073-441-2975
ナラ枯れ対策として
現在、和歌山県において、おとり丸太による駆除、被害木の伐採駆除、まん延を防ぐための予防伐採等の事業に取り組んでいます。
詳細は、下記和歌山県HPをご覧ください。
この記事に関するお問い合わせ先
産業課
〒640-1192
和歌山県海草郡紀美野町動木287番地
電話:073-489-5901 ファックス:073-489-2510
メールフォームによるお問い合せ
更新日:2022年08月09日