森林の病害虫について

更新日:2022年08月09日

ナラ枯れ(カシノナガキクイムシ被害)について

町内や近隣市町で「ナラ枯れ」が拡大しています。

ナラ枯れは、全国各地で被害が発生し、和歌山県内では、平成11年に紀南での大量発生が確認され、その後北上していることが確認されました。紀美野町内では、令和2年頃から被害が確認され、令和4年度に入り町内の全域に被害が拡大しています。

ナラ枯れは、ナラ・シイ・カシなどのブナ科樹木(どんぐりの木)が枯れる森林被害です。原因は「ナラファエレア菌(通称:ナラ菌)」がカシノナガキクイムシを媒介とし、樹の中で増えることが原因とされています。樹種や林齢により、その進行速度は様々であるといわれています。

<「ナラ枯れ」の特徴>

・夏場にもかかわらず、葉が紅葉しているように変色している

・木の根元や幹からフラスが出ている

・幹に直径2mmほどの小さな穴があいている

<ナラ枯れを見つけたら>

ナラ枯れを見つけたら、下記まで連絡願います。

海草振興局 農林水産振興部 林務課 073-441-3366

県庁森林整備課 森づくり班  073-441-2975

ナラ枯れにご注意

ナラ枯れ被害対策マニュアル(一般社団法人日本森林技術協会)

カシノナガキクイムシが樹中に入ったとみられる樹木

ナラ枯れ対策として

現在、和歌山県において、おとり丸太による駆除、被害木の伐採駆除、まん延を防ぐための予防伐採等の事業に取り組んでいます。

詳細は、下記和歌山県HPをご覧ください。

この記事に関するお問い合わせ先

産業課
〒640-1192
和歌山県海草郡紀美野町動木287番地
電話:073-489-5901 ファックス:073-489-2510
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