鳥インフルエンザ関連情報

更新日:2024年03月04日

鳥インフルエンザとは

鳥類に対して感染性を示すA型インフルエンザウイルスによる感染症が、鳥インフルエンザす。鳥インフルエンザの原因となるA型インフルエンザウイルスの自然宿主は、野生の水きん類です。鳥インフルエンザウイルスは、通常はヒトに感染しませんが、感染したトリに触れる等、濃厚接触をした場合などにきわめて稀にヒトに感染することがあります。

このように、鳥インフルエンザウイルスが、トリ以外に、ヒトやその他の動物に感染した場合も鳥インフルエンザという病名を使用しています。

高病原性鳥インフルエンザとは

鳥インフルエンザのなかでも、感染した場合に高率に死亡させてしまうようなものを高病原性インフルエンザといいます。感染症法では、A(H5N1)及びA(H7N9)の鳥インフルエンザは 二類感染症に、それ以外の亜型の鳥インフルエンザは四類感染症に位置づけられています。

鳥インフルエンザの人への感染は

人への感染は、中国を中心に確認されていますが、感染した家きんやその排泄物、死体、臓器などに濃厚な接触がある方で、日本で、発症した人は確認されていません。また、これまで人から人にうつったことが確認された例はありません。なお、家きん卵、家きん肉を食べることにより、鳥インフルエンザウイルスが人に感染することは世界的にも報告されていません。

鳥インフルエンザについて(食品安全委員会)

食品安全委員会は、我が国の現状において、鶏肉や鶏卵等を食べることにより、ヒトが鳥インフルエンザウイルスに感染する可能性はないと考えています。

予防方法

鳥との接触を避け、むやみに触らないようにしましょう。野鳥の死がいや弱った野鳥を見つけても、素手では触らないでください。鳥のふんなどに触れた場合も、きちんと手洗いとうがいをすれば、過度に心配する必要はありません。

死亡した野鳥や弱った野鳥を見つけたら

野鳥が死んでいても、鳥インフルエンザを直ちに疑う必要はありません。野鳥の体内や羽毛などに細菌や寄生虫を持っている場合がありますので、死亡野鳥を見かけたら、素手では触らずに袋に入れ、一般ごみとして廃棄してください。

もし同じ場所でたくさんの野鳥が死亡していたら、

海草振興局衛生環境課(電話:073-483-8825)にご連絡ください。

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