飛沫感染防止ビニールシート 「火気注意!」
新型コロナウイルス感染症対策として、飛沫感染防止のためにレジや窓口にビニールシートを設置された事業所や店舗が増えています。感染防止に有効なビニールシートですが、火災が発生したときに被害を拡大してしまう危険性があるだけでなく、火災発生の原因となってしまう場合がありますので、設置の際には注意が必要です。
ビニールシートを設置する際は以下の点にご注意ください。
・火気の近くを避ける
ビニールシートは燃えやすい素材のものが多いので、コンロなどの火気や発熱する照明器具から距離をとって設置してください。
・消防用設備等の障害にならない位置に設置する
設置場所によっては、自動火災報知設備の感知器等が反応しなくなり火災を発見することが遅れたり、誘導灯が見えにくくなってしまったりして、逃げ遅れてしまう危険性があります。また、スプリンクラーが作動しなかったり、散水が遮られてしまって消火できなかったりすることも予想されます。
・防炎性能を有する製品の使用
ビニールシートの大きさ、設置方法や設置場所、建物の用途によっては、防炎性能を有するビニールシートを使用する必要があります。
下のリンク(外部サイト)からご確認ください。
・防炎性能など、製品に関することはメーカーに問い合わせてください。
この記事に関するお問い合わせ先
紀美野町消防本部 予防課
〒640-1121
和歌山県海草郡紀美野町下佐々1609番地2
電話:073-489-6303 ファックス:073-489-2111
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更新日:2023年01月16日