消火器の破裂にご注意を‼

更新日:2023年01月28日

一般の方へ

古くなった消火器の破裂事故が発生しています。

火を消すために消火器を操作したところ、腐食した消火器が破裂し、負傷した事故が各地で発生しています。特に加圧式の消火器については、破裂事故が発生するおそれが高いため蓄圧式の消火器を設置することを推奨しています。(蓄圧式消火器には外観に圧力ゲージがあります。)

加圧式消火器と蓄圧式消火器の違い

加圧式、蓄圧式消火器の違い

老朽化により劣化した消火器は非常に危険です。耐用年数内でも写真のような変形やサビ等の異常があれば、消火器メーカー又は消火器販売店等の専門業者に相談してください。

消火器は初期消火に大変有効です。ご家庭に自主的に設置されている消火器には、消防法令上の交換義務はありませんが使用期限内での交換及び日頃から適正な維持管理をよろしくお願いします。

消火器の腐食

消火器の腐食

消火器の変形

消火器の変形(本体に凹み)

消火器のキャップサビ

消火器のキャップサビ

写真:社団法人 日本消火器工業会引用

事業をされている方へ

消火器の点検について

消火器は消防用設備です。消防法の規定に基づき、設置された消火器は消防用設備等の点検及び報告が義務づけられています(一般家庭は除く)。点検基準において、消火器のうち、製造年から5年を経過したものは内部点検を、10年を経過したものは耐圧性能点検(水圧点検)が義務付けられています。特に加圧式の消火器については、破裂事故が発生するおそれが高くなるため、適切な点検又は交換等が必要です。

消防法令による義務によらず任意設置された消火器についても、適正な維持管理を行うようお願いします。

 

この記事に関するお問い合わせ先

紀美野町消防本部 予防課
〒640-1121
和歌山県海草郡紀美野町下佐々1609番地2
電話:073-489-6303 ファックス:073-489-2111
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