地域支援事業
できる限り住みなれたまちで、自分らしく活動的な生活をするために、要介護・要支援状態となることを予防するとともに、要介護状態になった場合でも、地域で自立した日常生活を営むことができるよう支援することを目的に、市町村が実施する事業です。
介護予防・日常生活支援総合事業
介護保険法の改正により、高齢者の介護予防と日常生活の自立を支援する介護予防・日常生活支援総合事業(以下、「総合事業」という。)が創設され、町の事業としてサービスを提供できるようになりました。
総合事業は、「介護予防・生活支援サービス事業」と「一般介護予防事業」とで構成され、紀美野町では平成29年4月1日から総合事業を開始しています。
総合事業のほか、これまでの介護保険の給付サービスとともに、ボランティアによる支援や地域の助け合いなど、地域全体で高齢者を支えていくための支援を行っていきます。
(1)介護予防・生活支援サービス事業(訪問型・通所型サービス)
従来予防給付として提供されていた全国一律の介護予防訪問介護、介護予防通所介護が総合事業に移行し、新たに町独自の基準によるサービスを提供しています。
紀美野町訪問型サービスA・通所型サービスA指定事業所一覧 (PDFファイル: 243.0KB)
(2)一般介護予防事業
通所を基本とした「介護予防教室」の実施や、地域における住民運営の「通いの場」への支援、充実を図ります。
令和5年度紀美野町健康づくり実践カレンダー (PDFファイル: 957.9KB)
健康アップ・チャレンジ教室
健康運動指導士の指導による、トレーニングマシーンを使用した「運動教室」です。週1回、3か月間楽しく通い、筋力アップに取り組みましょう。
場所:総合福祉センター2階 トレーニングルーム
日時:毎週金曜日 9時30分~11時30分
回数:週1回 3か月(毎月第1金曜日から開始となります。)
内容:ストレッチ及び運動、トレーニングマシンを使用したトレーニング
対象:おおむね65歳以上の方
定員:8名(感染予防のために人数を制限させていただく場合があります。)
楽しい健康づくり講座
栄養の改善、口腔の機能向上に関する講話等を行います。
5人程度集まる場に、栄養士や歯科衛生士等がお伺いいたします。
お気軽にお問い合わせください。
〇健康アップ☆おいしい料理教室
めざせ100歳!!健康で長生きするための簡単料理をご提案します。
〇歯っぴー☆スマイル教室
歯とお口の健康は全身の健康につながるといわれています。
・・・だから、毎日のケアが大切です!
大人の歯とお口の健康について楽しく学びましょう。
脳の健康度検査(ファイブ・コグ検査)
認知症になると低下しがちな脳の5つの機能(記憶・注意・言語・視空間認知・思考)を調べるDVDを見ながら行う検査です。(検査は約45分)認知症の予防についてもご説明いたします。
5人程度集まる場にお伺いいたします。お気軽にお問い合わせください。
いきいき百歳体操
手足におもりをつけて行うゆっくりとした運動で、椅子に座ってDVDを見ながら約40分筋力トレーニングを行います。週1~2回継続的に運動することで、効果的に筋力を高めることができます。
地域の仲間と一緒に体操をはじめてみませんか?
・体操実施場所:「紀美野町健康づくり実践カレンダー」をご覧ください。
包括的支援事業
(3)包括的支援事業
認知症初期集中支援推進事業
認知症になっても住み慣れた地域でいつまでも安心して暮らし続けられるよう、認知症の人や家族に早期に関わり支援する「もの忘れ相談チーム(認知症初期集中支援チーム)」を設置しています。
医療・福祉の専門職が訪問して様子をお聞きし、必要な専門病院を紹介したり、介護・生活支援サービスを受けるためのお手伝いや「通いの場」などの情報を提供します。相談は無料です。
もの忘れ相談支援チームちらし (PDFファイル: 732.2KB)
在宅医療・介護連携推進事業
医療と介護の両方を必要とする状態の高齢者が、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることのできるよう、地域における医療・介護の関係機関が連携し、包括的かつ継続的な在宅医療・介護を一体的に提供するために、下記の8つの事業項目に係る取り組みを行っています。
また、取り組みを推進するにあたり、紀美野町では海南市と共同し「海南海草在宅医療・介護連携推進会議」を開催し、地域の連携に関する課題やその対応策の検討を行っています。
(ア)地域の医療・介護の資源の把握
(イ)在宅医療・介護連携の課題抽出と対応策の検討
(ウ)切れ目ない在宅医療と介護の提供体制の構築推進
(エ)医療・介護関係者の情報共有の支援
(オ)在宅医療・介護連携すに関する相談支援
(カ)医療・介護関係者の研修
(キ)地域住民への啓発
(ク)在宅医療・介護連携に関する関係市町村の連携
海南海草在宅医療・介護連携サポートセンター
海南医師会、海南市と連携を図り、地域の医療と介護の連携の拠点として「医療法人恵友会」に委託・設置し、上記8つの事業項目のうち(ア)及び(ウ)~(キ)の事業を実施しています。
「海南海草在宅医療・介護連携サポートセンター」
所在地:海南市船尾257-7
連絡先:073-483-2250
海南海草在宅医療・介護連携サポートセンター(ホームページ)(外部サイト)
(4)任意事業
家族介護支援事業(介護用品支給)
内容
寝たきりや認知症の高齢者を抱える家族等に対し、介護に必要なおむつやその他の用品を支給し、家族の身体的、精神的及び経済的負担を軽減します。
対象者
町内に住所を有しており、住民税非課税世帯に属する高齢者で、下記要件のいずれかに該当する者を在宅で現に介護している家族(3の場合のみ、課税・非課税を問いません。)
1.介護保険法に規定する要介護認定において、要介護4または要介護5と判定された方
2.介護認定時の調査等において、認知症または尿意がないこと等により常時失禁状態であることが確認できる方
3.介護保険法に規定する要介護認定において、要介護1から5と判定された方で、過去1年間介護保険サービス(年間1週間程度のショートステイの利用を除く)を受けておらず、おむつの必要性が確認できる方
・入院や施設入所、グループホーム入居者は対象外です。
・申請時点において、一か月のうち21日以上の短期入所をご利用の方は申請いただけません。
支給方法
月額5,000円分の給付券を支給します。介護用品給付取扱い事業者にて、介護用品と引き換えてください。(月額に満たない場合でもおつりはありません。)
家族介護用品支給申請書類 (Wordファイル: 15.8KB)
・介護用品給付券取扱い事業者の登録について
給付券の取扱いを希望する事業者は登録申請書の裏面を確認の上、申請してください。
介護用品給付券取扱事業者登録申請書 (Wordファイル: 24.7KB)
家族介護慰労金事業
内容
高齢者を介護している家族の慰労として10万円を支給することで、経済的、精神的負担を軽減します。
対象者
介護保険における要介護認定において、要介護4又は要介護5と判定された在宅高齢者(過去1年間介護保険サービスを受けていない方)を介護している家族のうち、市町村民税非課税世帯の方
話し相手ボランティア「さわやか」
話し相手を希望する一人暮らし高齢者または高齢者のみのお宅に、話し相手ボランティア養成研修を受講した方が2人一組となって出向き、話し相手となります。
対象者
一人暮らし高齢者、高齢者夫婦世帯等
活動者
ボランティアに興味のある方など
認知症サポーター養成講座
認知症の人と家族への応援者である「認知症サポーター」を養成する講座です。紀美野町では「だいじょうぶこの町みんな サポーター」を合言葉に、小学生から高齢者まであらゆる年代の方を対象に、認知症への正しい理解を深めるこの講座に取り組んでいます。
SOSネットワーク(紀美野にこにこネットワーク)構築事業
「認知症になっても安心して外出できるまち」をめざし、道に迷っても地域の支援を得て早期に自宅に戻れるよう、警察署をはじめとした関係機関との支援体制の構築に取り組んでいます。
心配な方については、事前にその方の情報をお預かりし、警察署と共有することで早期発見につなげられるように連携を図っています。
この記事に関するお問い合わせ先
保健福祉課
〒640-1121
和歌山県海草郡紀美野町下佐々1408番地4
電話:073-489-9960 ファックス:073-489-6655
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更新日:2022年05月01日